図書館の本の全部読むの不可能性定理

ブログの最後にikじゃんけんをします。ぜひ最後まで読んでね!

 

僕には読みたい本がたくさんある。

読書の秋なんて言葉があるけれど、夏休みがある夏こそ本を読む季節なのではと思う。

もちろん冷房のかかった快適な室内にいることは前提になりますが。

 

みなさんは図書館にどんな本があるか全て確認したことはありますか。私は部分的にあります。私の通う琉大の図書館。その2000年代以降の本が置かれた区画を0番目から本のタイトルを見ていていき、気になった本のタイトルをメモするなんてことを前にしていました。新しめコーナーだけでもまだ、半分できていないので再開したいところです。

 

さて話を戻しますが、こういうことをしたり、Twitterで面白そうな本を知ったり、興味のある専門分野の教科書のまとめだったりで、どんどん読みたい本が積み上がっていきます。

しかしそれに対して本を読み終える速度というのは遅いものです。それは本を読む時間というものが興味のある本を見つける速度よりも少ないからです。

ああ、ずっと本を読むだけの生活したいなぁ。そうしたら読みたいと思ってた本全部読めるなのに。と思うことは多くの人が考えたことがあると思います。

 

じゃあ仮に本を1日中読めるようになったとしたら。あなたならどういう生活を送りますか。僕はまだ見ぬ読みたい本と出会うために、図書館にある本を片っ端から読みたいなんて考えています。しかしそれは可能なことなのでしょうか。

 

図書館の本の全部読むの不可能性定理

それは不可能です。

このことを図書館の本全部読むの不可能性定理とでも呼びましょうか。

ネーミングはアローの不可能性定理 - Wikipediaを参考にしました。

 

なぜ不可能と言えるのか。まず琉球大学の図書館の蔵書数を調べてみましょう。

www.u-ryukyu.ac.jp

なんと100万冊ほどあるようです。私も今知りましたびっくりです。

しかも毎年1万冊以上の資料を入れているようです。きっとこの中には僕が図書館にリクエストした本も含まれているんでしょうね。

 

話を戻します。

仮に図書館の本がちょうど100万冊であり、これ以上新しい本が増えることもないと仮定します。また、人の寿命を100歳とします。生まれた時から本を読めるとし、本を読む速度は変化しないとします。

 

このとき一体1年間に何冊の本を読めばいいのでしょうか?

1日に一体何冊の本を読めばいいのでしょうか?

 

A.1年間に1万冊読む必要がある。これは1日に約27冊読む必要があるということ。一切眠らなかったとしても1時間に1冊以上読み続けなければならない。

 

この仮想の図書館ですら読み切るのは不可能ですから、現実の図書館でも同じように読み切ることはできません。

この世界には本が溢れているのに僕たちは生きているうちにその全てを読むことができないことは悲しい話ではありますが、だからこそ言えることもありそうです。

 

多くの人が十分に多くの本を読んだとしても、自分が読んだことのない本を読んだ人が存在する。ということは誰もが全ての本を読み切ることができないことから正しそうな命題です。

自分が読んだことのない本を読んだことのある誰かが存在する。一見当たり前の事実のようですが、改めて考えると少し不思議な気分になりますね。

 

何かをすることは何かをしないという選択であります。

何かをしないという選択もまた何かをするという選択と同じぐらい重要なのです。

全ての経験をすることができないから人は違っていて、他人という存在から刺激を受けることができるのではないでしょうか。

 

今日読む本と今日読まない本を選択し、読んでいきたいものです。

そう課題を何としても提出しますという本を手に取り、レポートのクオリティという本を手に取らないように(レポートヤバイタスケテ)

 

 

じゃんけんタイム

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。

それではじゃんけんをしましょう!手を考えましたか?

それではいきますよーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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